当院について
呉中通病院のビジョンや特徴、交通アクセスなど当院についてご案内しております。
地域医療への取り組み
呉中通病院では、地域の皆様が安心して医療を受けられる環境を提供するため、地域医療に積極的に取り組んでいます。
地域の医療機関や介護施設、在宅介護サービス、行政機関等の関係団体との連携を強化し、退院後も継続的なサポートを提供し、患者さまとそのご家族が安心して地域で生活できるよう支援します。
地域住民への介護予防の取組や医療圏域を超えた地域医療への取組みなど、地域の皆さまに切れ目のない医療介護を提供し、皆さまが住み慣れた地域での継続した生活が可能となるように努めております。院内での取り組み
地域連携パス活用への取り組み
急性期病院から回復期病院を経て早期に自宅に帰れるように、治療を受ける全ての医療機関で共有して用いる診療計画を地域連携パスと言います。
診療にあたる各医療機関が役割分担を含め、あらかじめゴールまでの診療計画を患者さまに説明することにより、患者様に安心して医療を受けていただくことが可能となります。急性期病院からリハビリ病院に転院された際も、患者様がどのような状態で転院されるかを事前に把握できるため、早期のリハビリを開始することができます。
当院は、回復期リハビリテーション病院として、『脳卒中』、『大腿骨頸部骨折』、『脊椎椎体骨折』について、急性期病院や地域の医療機関とともに、地域連携パスの活用を推進しております。
広島県地域リハビリテーションサポートセンター
当院は、地域の高齢者の介護予防と生活の質の向上、また、障害のある人々の自立や社会参加を支援するため、広島県からリハビリテーションサポートセンターの指定を受けております。
地域住民の相談への対応に係る支援や、地域におけるリハビリテーション実施機関からの相談及び技術支援を行っております。
介護予防事業として、呉市内各地域に出向き「いきいき百歳体操」と称する健康体操教室を行っております。ご関心のあるかたは当院までお問い合わせください。
広島県高次脳機能地域支援センター
当院は、脳障害を負った人を支える医療機関として、「高次脳機能地域支援センター」として広島県から指定されています。「高次脳機能地域支援センター」は県内の二次保健医療機関ごとに配置され、呉医療圏では当院が指定を受けております。高次脳機能障害によりお困りの方は当院までご相談ください。
- ※高次脳機能障害とは、脳の損傷によって引き起こされる障害で、記憶力や注意力、計画や判断力など、日常生活で重要な能力が低下することをいいます。交通事故や脳卒中などが原因となり、思考や感情のコントロールが難しくなることもあり、外見ではわかりにくいため、周囲の人々の理解と支援が必要となります。
ヤマトの会(言語障害者 友の会)への支援
医療機関などでの専門的・集中的リハビリテーションが一段落すると、単に言語機能の回復を目指すだけの訓練ではなく、地域社会への参加を目指したリハビリテーションが必要となります。
ヤマトの会は、当院を退院された患者さまと、ご家族が自主的に運営する会であり、地域社会参加への第一歩として、患者さま同士の交流、情報交換の場として、またご家族にとっては言語障害の多様性や対応の仕方を理解する場として活用しています。
当院はヤマトの会が発足した平成20年以降、季節のイベントや外出行事など、会の運営を支援しています。