回復期リハビリテーション病棟
急性期治療を終えた方に対し治療を進めています。
病棟リハビリ
回復期リハビリテーション
病棟103床
リハビリセラピスト80名超で
提供する
良質な
365日リハビリテーション
当院では、疾患の状態や年齢、生活環境・・・それぞれの状況に適したプログラムを作成し、病室への送迎からリハビリまでを担当スタッフが行っています。そのため、リハビリの成果が病棟で活かされているかが把握でき、またひとりひとりに集中してリハビリを行うことができます。
入院から退院まで
早期回復・早期退院
患者さまが住み慣れた家に帰れるよう、心をこめてサポートします。
STEP01初回リハビリカンファレンス

入院後すぐに開催し、患者さまの入院前の生活や現在の状態から退院後の目標を検討します。
STEP02歩行訓練・動作能力向上訓練

脳血管疾患や骨折などで障害をもった患者さまの身体機能・高次脳機能・言語機能・の下機能の回復および基本的動作を再び獲得するための訓練を行います。
日常生活動作訓練

退院後の生活を見据えて、入院中から日常生活動作訓練を行い自立した動作の獲得を目指します。できるようになった動作は入院生活で病棟スタッフと一緒に行っていただきます。
STEP03多職種カンファレンス

多職種参加によるカンファレンスを定期的に開催、患者さまの状態の変化に対応していきます。
屋外歩行訓練・公共交通機関利用訓練

退院後の社会生活を安全に送ることができるように屋外歩行訓練や公共バスなどに実際に乗車する訓練を行い、屋外での移動手段の獲得を目指します。
STEP04住宅改修・家族指導

必要に応じて自宅を訪問し、安全に生活するための手すり設置などの改修の提案や福祉用具の選択をします。
社会復帰・就労支援


復職や就労をされる方に必要な動作や技術の再獲得の訓練を行います。
理学療法
理学療法士(PT)を一言でいうならば動作の専門家です。
寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。関節 可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改 善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。


運動療法・物理療法などを駆使して発症早期から施行することによって機能回復の可能性を広げ、また状態により回復期リハビリテーションへのスムーズな移行を行います。
作業療法
食事や着替え、排泄、入浴など、人の日常生活に関わるすべての諸動作を「作業」と呼んでいます。
私たち作業療法士(OT)は、その人なりのその人らしい生活を「作業」を通じて作っていきます。患者さまの将来の生活を見越し、その時の症状にあわせて、こころとからだの基本的な機能の改善を援助するとともに、新たな機能低下を予防します。


日常生活動作の訓練を中心に行い、退院後のADL(日常生活動作)の改善を目指します。
言語療法
私たち言語聴覚士(ST)は、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に専門的サービスを提供します。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。ことばによるコミュニケーションや嚥下に問題がある方々の社会復帰をお手伝いし、自分らしい生活を構築できるよう支援します。


失語症や構音障害などのコミュニケーションの改善、の下障害に対する訓練などを中心に行います。
リハビリテーションセンター
3Fに作業療法室(ADL室含む)と言語治療室(4個室)、4Fにリハビリテーションセンター(理学療法・作業療法セクション)、言語治療室(1個室、3階と併せて全5個室)を配置しています。
スタッフルームは4Fに配置して、リハビリテーション部全職員が療法別に分かれることなく1個室に集まっていますので、担当スタッフが迅速に情報交換をしながら、またそれぞれの訓練を実際に把握しながらリハビリを進めていくことができます。
就任のご挨拶
令和4年4月より前任者より引き継いでリハビリテーション部長に就任いたしました栗原賢(くりはらけん)です。生まれ育った愛する呉で理学療法士として呉の皆さまを元気にしたい一心で四半世紀の間リハビリテーションに懸命に携わってまいりました。
呉中通病院リハビリテーション部では「Tenderness(優しさ)」・「Team approach(チームアプローチ)」・「Training(自己研鑽)」という3つの基本方針(3T)を定めています。この基本方針に沿って私たちは患者さまを第一に考えた質の高いリハビリテーションを提供するために多職種協働で業務に取り組んでいます。
これからも「呉の皆さまに最も信頼される回復期を担う病院」になるため、万里一空の境地を求めて頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。

リハビリテーション部長
栗原 賢
スタッフ紹介
理学療法士49名、作業療法士28名、言語聴覚士8名、マッサージ師1名、アシスタント2名
(令和5年4月1日現在)
入職実績校
- [中国地方]
国立呉病院附属リハビリテーション学院(呉医療センター附属リハビリテーション学院)、広島医療保健専門学校、広島大学、県立広島大学(旧 広島県立保健福祉大学)、広島国際大学、朝日医療専門学校福山校(旧 CAC医療技術専門学校)、下関看護リハビリテーション学校、山口コ・メディカル学院、専門学校YICリハビリテーション大学校(旧 山口医療福祉専門学校)、玉野総合医療専門学校、吉備国際大学、川崎医療福祉大学、リハビリテーションカレッジ島根、島根リハビリテーション学院 等 - [四国地方]
徳島文理大学、徳島健祥会福祉専門学校、土佐リハビリテーションカレッジ、高知医療学院、高知リハビリテーション学院、四国中央医療福祉総合学院 等 - [九州地方]
国立療養所福岡東病院附属リハビリテーション学院(福岡東医療センター附属リハビリテーション学院)、福岡医健・スポーツ専門学校、 九州栄養福祉大学校(旧 九州リハビリテーション大学校)、福岡国際医療福祉学院、福岡リハビリテーション専門学校、福岡和白リハビリテーション学院、麻生リハビリテーション大学校、九州看護福祉大学、帝京大学(福岡医療技術学部)、北九州リハビリテーション学院、小倉リハビリテーション学院、柳川リハビリテーション学院、長崎リハビリテーション学院 等 - [近畿地方]
姫路獨協大学、藍野医療福祉専門学校、国立病院機構近畿中央胸部疾患センター付属リハビリテーション学院、大阪医療福祉専門学校 等 - [その他]
健康科学大学 等