各部門・広報のご案内
当院の各病棟における看護体制の特徴や各種取り組みについて。
訪問リハビリテーション
あなたの生活を
再び輝かせるために
私たちは、入院中のリハビリテーションで患者さまが取り戻した力を、退院後も持続していくことが何よりも大切だと考えます。しかし、退院後の生活の中で、リハビリテーションを続けることは簡単なことではありません。自宅での生活に戻ると、さまざまな不安や新たな課題が待ち受けているかもしれません。
また、もともと自宅で生活を続けている方でも、何らかの原因で体力が低下したり、転倒が多くなってきたりといったこと等で、自宅での生活が少しずつ難しくなってくることもあります。当院の訪問リハビリテーションは、そんな皆さまをサポートするためのサービスです。私たちリハビリ専門スタッフがご自宅に伺い、日常生活における課題を一緒に乗り越え、より自立した生活を送れるようお手伝いいたします。
「自宅での生活をもっと楽しみたい」「もう一度、あの笑顔を取り戻したい」そんな願いを、私たちと共に叶えましょう。訪問リハビリテーションを通じて、患者さまが再び輝ける日々を取り戻すお手伝いをさせてください。
訪問リハビリテーションの概要
営業日 | 月曜日〜金曜日 ※ 土・日曜、祝日、8月15日、12月30日〜1月3日は休業 |
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訪問対応時間 | 9:00〜17:00 |
連絡先 | TEL:0823-22-2510 FAX:0823-22-2514 |
所在地 | 〒737-0046 呉市中通1丁目3番8号 呉中通病院内2階 |
担当者 | 沖本 敦志(おきもと あつし) |
トレーニングの様子のご紹介
嚥下訓練

嚥下(飲み込み)が難しくなった方に対して、嚥下のための筋力トレーニングや実際に物を飲み込む訓練をしたり、飲み込みやすい食事や食事姿勢、介助方法などの助言、指導をしたりしています。
構音訓練

舌や口唇等の発声、発音の器官に力がうまく入れられなくなって言葉がはっきりしない、発音が上手にできなくなった方に対し、発声、発音の器官の筋力トレーニングや発音の訓練を実施しています。
失語症に対する訓練

写真は語想起の訓練風景です。失語症により言葉が出にくくなった方に対し、絵や写真等を見てその名前を想起して言葉にする訓練です。
上肢の訓練

脳卒中や脊髄損傷、抹消神経障害、その他何らかの原因により腕や手に力が入りにくくなったり動かしにくくなったりすると、服の着脱、食事、洗顔、入浴、トイレ等々、日常生活の様々な場面で不便が生じます。そのような方に対し、腕や手の筋力トレーニングや機能回復訓練、実際の日常生活の動作の訓練等を実施します。写真は、腕を曲げる力が弱くなった方に対し、筋力トレーニングをしているところです。
屋外歩行訓練

屋外歩行訓練を実施しています。体力が低下した方の体力向上、自宅前が坂道や階段で一人で出かけられない方の外出訓練や介助訓練、歩行が難しくなった方の屋外での歩行訓練等、利用者様の状況に合わせて屋外歩行訓練を実施しています。
開始までの流れ
要介護認定をお持ちの方
まず、担当のケアマネージャーにご相談ください。訪問リハビリテーションの必要性があれば、ケアマネージャーが計画を作成します。

要介護認定をお持ちでない方
呉市の窓口やかかりつけ医、お近くの地域包括支援センターにご相談ください。当院にも居宅介護支援事業所がございますので、お問合せも可能です。リハビリテーション開始後は、関係者による定期的な会議等により、利用者さまやご家族の思い、目標や方針等を共有しながら、リハビリテーションを進めて参ります。
理念
私たちは、利用者の生活に対する価値観や
自主性を大切にし、
誠実な訪問リハビリテーションをめざします。
基本方針
- 私たちは、利用者から信頼されるセラピストを目指し日々努力します
- 私たちは、利用者の尊厳や自主性を尊重し”生きがい”を一緒に考え支援します
- 私たちは、「心を動かす」効果的なリハビリテーションを提供し、利用者の自信と笑顔を引き出します
- 私たちは、医療と福祉の連携を強化し円滑な訪問リハビリテーションを提供します