このたび 2021年8月1日付けで呉中通病院長を拝命いたしました中川 豪です。
ここに謹んでご挨拶を申し上げます。
呉中通病院は、2007年に開院以来、呉地域において脳神経外科・整形外科の両科の専門医のいる病院として回復期医療を担う中核病院として発展してまいりました。ここ数年におきましても、先代の岡崎 慎哉病院長のもと、リハビリスタッフの増員及びリハビリテーション訓練室の拡充を図り、2019年訪問リハビリテーションの開始、2021年回復期リハビリテーション病棟の増床と成長を遂げてまいりました。
これも、地域住民の皆さまはもちろん、地域の医療機関・介護事業者の皆さまから多大なご理解とご協力、そしてご支援を賜わりましたおかげです。改めて心より皆さまに感謝申し上げます。
現在当院は、患者さまへより高度で充実したリハビリを提供できるよう努力を続けております。
回復期リハビリテーション病棟を103床備え、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士からなるリハビリスタッフを70名以上擁するに達し、さらに退院後に不安なく生活できるよう、入院中や退院前に患者さま・ご家族と医師・看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーが一緒に問題点を考えて解決し準備する取り組みを行っています。
全国に先んじて超高齢社会を迎えた呉地域で、誰もがいつまでも尊厳を持って生活し続けられるよう、当院も働き方改革や事業継続計画作成など「サスティナブルな病院」をスローガンに、たゆまない前進を続けてまいります。
これからも呉の医療を守り抜き、地域の皆さまから愛され、また同時に地域の医療機関・介護事業者の皆さまからも愛される呉中通病院を築いていくため、職員一同一丸となって努力と研鑽を積んでまいります。今後ともご指導とご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。